鍵盤ハーモニカ奏者ピアノニマス公式ブログ~日本最大級の鍵盤ハーモニカ情報サイト~

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メロディオン空気室のゴム状シートについて

スズキのメロディオンには、一部機種において、空気室に黒いゴム状のシートのようなものが貼りつけてあり、空気を送り込むとそこがポコポコ膨らんで伸縮するようになっている。

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↑※ これのことです

わたしはこのゴム状のシートを通称味付け海苔と呼んでいるのだが、この味海苔が破れたり外れたりすると音が出なくなる。今回、友人の味海苔が破れたのをきっかけに、味海苔の役割や補修方法について鈴木楽器さんに問い合わせを出してみることにした。以下やりとりの要約である

■私:「味海苔の存在意義について教えてください!」

■鈴木楽器さん:「32鍵より長い機種やバスメロディオン等はこういった作りになっています。これは空気室の面積が大きい機種について、低音部を鳴らし易くするために考えられた機構です。具体的な仕組みについては残念ですがお答えしかねます。」

 ということで、低音域の発音に関する何か…というところまでは分かったのだが、どうやら詳細は企業秘密のよう。空気室が大きければ大きいほど、低音が鳴りにくいのは理解できるが、なぜそれがあのフニャフニャな海苔で鳴りやすくなるのか…がピンと来ない。

 

仮説1                  

もしもあの海苔が存在しない場合は、強い息を入れた場合にお部屋(空気室内)の圧力が強くなりすぎてしまい、空気が入る超瞬間(あるいは抜ける瞬間)に何らかの弊害がある。その考えられる弊害はリードが振動しなくなる(あるいは逆に振動の長さに幅が出る)…など

仮説2                  

一度にお部屋の中に入れる空気のMAX量が決まっている。しかし急に定員オーバーです、となってしまうとなんらかの弊害がうまれるため、「そろそろ満席となります」の合図のためについている。その考えられる弊害は仮説1と同じで、リードの振動に関するもの。

仮説3                  

バスメロや、32鍵以上の低音部が立ち上がりにくいのはリードの開きのせいだと決めつけていたが、もしかしたら空気室全体の構造が関係していて、その立ち上がりにくさを抑制するために海苔が機能している。(あるいはその逆で、発音後にいつまでも余韻音が鳴ってしまうのを抑制するため)

 近々やってみたいこと           

味付け海苔の上に固い板状素材のプレートを貼り、「もしも海苔がなかったら」の状態を再現してみる

 

味海苔が良いご飯のお供になってしまった。