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鍵盤ハーモニカ奏者ピアノニマス公式ブログ~日本最大級の鍵盤ハーモニカ情報サイト~

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某小学校の学芸会に行ってきた!

先日、朝一で某小学校の学芸会を観にいってきました。

歌っている最中にパンツのゴムらへんをサワサワしはじめる男児をみて、そのなんともいえない緊張感やこれまでの練習を想像して、開演わずか3分で涙腺崩壊しました。また、わたしが今回応援しにいった二人の中学年女児は、期待通り高い集中力と安定感で、たくさんのお客さんを感動させてくれました。


さて涙で周囲がよく見えないままでしたが、現代の小学校での鍵盤ハーモニカ事情について言及したいと思います。

■ 使用機種について

低学年のファストケンハモ率の多いこと!(中学年はそうでもありませんでした)
※ファストケンハモとは、私が勝手に命名した、楽天とかで激安で売られている中国製の安価な鍵盤ハーモニカを指しています。

 スズキF-32やヤマハP-32は全体の1割(!)程度。なお、男児はキョーリツの紺を所有している子がとても多く「だよね!だよね!私も小1男児に産まれたらそれがいいと思ってた!」と共感しました。そんなにガンガン流通している機種でもないので、お母さん達のクチコミ効果でしょうか?


これからファストケンハモを使用する児童はどんどん増えてくると思います。これは当然の流れだと思います。わたしが大手メーカーさんなら、迷わず白ベースと黒ベースの児童向けモデルを企画して、デコパッチペーパーやステッカーでデコれるようにしますが、今後大手メーカーの児童向けモデルはどう成長していくのでしょうか?学校の先生の意見だけ聞いたようなリリースだと、今後のシェア拡大は期待できないかと思います。とさりげなく某社をディスってみる…

閑話休題。しかしそんな鍵盤ハーモニカ界のG.U.だらけの中にもMA-32ALTO(カートリッジ式)やM-32C(つば抜きはホワイト)を使用している強者もおりました。おそらくママや兄弟が使用していたものと思われますが、両モデルとも大切に使用して欲しいなと思います。いらなくなったら私に下さい。

■ パフォーマンスについて

構えは全員順手(インターフェイスがやや上向きの子もチラホラ)にホースで、鍵盤が見えるよう、やや右ナナメを向く…というスタイル。
肝心の演奏は…まずケンハモは基本、主旋律にしか活用されません。そしてなぜか不自然なくらい全部タンギングで吹いている…おそらく3・4年からはじまるリコーダーに向けての指導かと思われますが、これについては散々言及したので割愛。しかしながら生徒のみなさんの熱演は素晴らしいもので、私はこの後も二回泣きました。


■ その他所感など

今回鍵盤ハーモニカの利用現場を生でみて、楽器の魅力あるいは音楽の良さを伝えるにあたって、やはり音楽の先生の力量は大きいな(というかほぼ全てだな)と感じさせられました。アレンジや演出については、素人が思いつかないようなアイデアが沢山凝らされていました。

先生方の努力や工夫も沢山伝わってきた反面、音楽的なところで研究が足りない…と感じたのも事実です。指揮が少し素人っぽかったり、指揮とピアノがズレズレだったり、せっかくラテンぽいピアノアレンジにしているのに演奏のラテン感が皆無だったり、小節最後のリフの処理が雑なばっかりに生徒が早まって次の小節に走ってしまったり…もったいなすぎるよ!演奏の専門家ではなく指導の専門家なので仕方のない部分ではありますが、そういう細かいことの積み重ねなのかな…とも感じました。