鍵盤ハーモニカ奏者ピアノニマス公式ブログ~日本最大級の鍵盤ハーモニカ情報サイト~

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pianica PC-1をモンテアコーディオンさんに修理依頼してみた

 

以前よりPC-1を修理に出したいと思っていたのですが、なかなか踏ん切りがつかずにいました。

しかし東海楽器の足立社長とコンタクトをとったのをきっかけに、やはりちゃんと完璧に音の出る状態にして、愛好家仲間に情報共有したり、
音を出してさらに分かることを深堀りたい!と思ったのです。

 

そして願わくば、PC-1で演奏したところを録画して、足立社長のお父様(前社長)に聴いていただきたい。
あのパンフレットで当時の開発者さん達が願ったことは、今これくらい発展しましたよ!というのをお伝えしたいのです。(パンフレットの内容は↓下記の記事をご参照ください)

 

■ 55年前のピアニカを修理してくれる店探し

さて、掲題に書いている「モンテアコーディオン」さんがアコルディナやクラヴィエッタをバキバキに修理しているため、
日本で一番現実的に修理してくれそう…ということは分かっておりました。

 

 

しかし、モンテさんは名古屋。できれば都内で修理できるところを見つけて
その修理する様子をすべて記録し、リペアマンにインタビューして記事にしたい…ウヒヒヒヒと目論んでいたのです。

 


…が。

 


断られるわ断られるわ…鍵盤ハーモニカを取り扱っているところが少ないのは分かっていたのですが、
現行品は取り扱っているところでも、この手の楽器はやったことがないのでムリ、とのこと。

そして最後の最後でモンテさんにメールをしたところ「やったことありませんが、やってみます」という展開に!!
やっぱりすごいよ!!!!!

 

■ さっそくモンテさんに郵送してみた


まずはブツを郵送して、楽器の状態を見ていただきました。
するとモンテのオーナー中山様より、美しい文体と丁寧な日本語で真摯で紳士なメールが返ってきまして、色々なことがわかりました。

・低音のバルブが外れていた。しかも隣の黒鍵に食い込んでる(これは私も気づいていた)
 そのため2か所から空気漏れ。(しかし食い込んでいるところを外すと治った)
・ピッチはかなり高め
・リードは折れていなかった
・あのチャンバーは接着されてると思ってたが、されてなかった。(私の外し方が悪かっただけ)
・シール材はきれいだった。バルブが当たるところやドレンバルブにも使われていたが
全然劣化がなく弾力も残っていた(モンテさんもびっくり)。かなりの耐久性がある。
・リードは真鍮ではなくステンレスでもなかった。銅合金?腐食もなし。
・鍵盤下の緩衝材はさすがに劣化してボロボロに。
・外見はクラヴィエッタそっくりだが、構造はリード先バルブ後。(クラヴィエッタはバルブ先リード後)
・バルブ構造はシーソー構造(押したことで上がっていく)。クラヴィエッタや
アコーディナは押し下げて開く構造。(たぶんジュビリーみたいなバルブになってる)

とりあえず、ここまで見ていただいて、モンテさんは神だと改めて確信しました…
もし私が独身だったら名古屋に引っ越して弟子入りしたいです…本気で。
後数日もすれば修理が完了する(!)とのことなので、楽しみに待ちたいと思います。

レビューご期待ください!