けんはもよん♪のライブにいってきた！

鍵盤ハーモニカの老舗アンサンブルグループ「けんはもよん♪」のライブに行ってまいりました。

けんはもよん♪を知った当時、わたしは大阪在住の高校生…サクっとライブを聴きに行けるフットワークはなく、完全に「ネットの中のすごい進んだ人達」としてみておりましたが、大人になった今、こうやって本物を聴きに行けることを嬉しく思います。

 短い時間だったのですが、多くのお客さんを動員し、ラストは大森界隈の子供たちとのコラボもあり、会場は大盛り上がりとなりました。筋金入りのケンハモ理解力に、「この人達、さりげなく吹いてるけど皆が普通にパっとこの音出せるわけじゃないんだからね！ここに至るまでは凄い長いんだからね！この楽器さえ使えばだれでも出来るってわけじゃないからね！」と思わず幼子達に吹聴したい気持ちになりました…。

 序盤より気になりすぎてしょうがなかったのが、中浩美さんの所有機種。色形音はゼンオンのピアニー320SHなのですが、なぜかジャックがついている…私の知らない外国の機種かな…？いや違う、ピアニーをエレアコ改造してる。（痺れる）

▼近くで見せていただいた図。

 ジャック回りがウネウネしているのは、おそらく半田鏝で溶かして穴をあけたからと思われます。低音から高音までしっかり拾っていたのですが、どのあたりにピックアップを貼りつけているのか気になります。また打鍵音をあまり拾っていないことから、スポンジを仕込んでいるのは分かったのですが、鍵盤のどこに仕込んだのかも聴いておけばよかったな…

 特筆すべきことは、けんはもよん♪のアレンジは、ケンハモに適したアレンジの美しいお手本のようになっており、ケンハモアンサンブルをしたいと思っている人には是非みて研究していただきたいなと思います。