【制作協力】NHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」

掲題の番組で鍵盤ハーモニカが特集され、その制作協力を行いました。初期の頃からずっと観ている大好きな番組だったので嬉しかった…ピが携わったパートはどこか分かりましたか？（後述）
10年前であれば、こういう内容は考えられなかったよなぁ……これからの鍵盤ハーモニカにも期待を抱いてほしいし、45分では到底アウトプットしきれない魅力の楽器なので、番組に収まったのは極一部で、まだまだ更なる魅力と高みがあることを知ってほしい✨
改めて今のこのタイミングで鍵盤ハーモニカを取り上げてくださったことに特大感謝。業界の皆様方もビッグミッションお疲れ様でした！

▼以下、史実的なパートの補足・修正など……

●補足：
・ピアノエオリアンではなくアルモニフォンが元祖として推されたのは、前者のリードプレートの配置角度が、一般の人にピンとこないビジュという視認的な理由で、アルモニフォンが採用されました。（歴史全体で見ればピアノエオリアン的な角度の鍵盤ハーモニカは沢山あります！でも番組的な映えや説得性も大事✨）
・ラランドのサーヤさんがシンフォニウムをアコーディオンくらいのサイズ感の楽器と思われたボディランゲージがありましたが、実際は「最新のスマホ」くらいのサイズ感です。
・1963が日本国旗アイコンでホース付きに改良…というくだりがありますが、それ以前にも国外でホース式は多数開発されています。

●修正：
・スーパー34は「初の日本製」じゃない！これは私は言ってない＆書いてないので、鈴木楽器製作所に聞いたと思われる。完全なる間違いです😭次の私のミッションはこの誤認識を正すことかな……
・クラヴィエッタの旗アイコンがイタリアとなってますが、後から製造を請け負った国であって、あまり適切ではないかも……開発とするならば🇫🇷が適切です。

担当者様、拙書📕を読み込んでくださり（多くの制作会社さんやライターさんは、読まずにいきなり答えを聞いてくる！笑　でも沼ハマさんは逆だった！）そこから極力一般の人にわかりやすいよう構成・ストーリーを素敵に組んでくださったと思います。（活字にすると超眠いパートなはずなのに！テレビってすごいね…）
いきなり楽器の歴史に興味を持つ子はなかなか少数だと思うけど、楽器でなくとも自分がハマっているものの歴史に興味を持つ子どもたちが増えたらいいな。歴史とは自分を映し、地球の反対側に出られる沼ですから🌏✨