鍵盤ハーモニカ奏者ピアノニマス公式ブログ~日本最大級の鍵盤ハーモニカ情報サイト~

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TVアニメ「ハルチカ」でのClavietta(クラヴィエッタ)登場シーンについて

先日、アニメ「ハルチカ~ハルタとチカは青春する~」でClavietta(クラヴィエッタ)が取り上げられたことで、ケンハモマニア達が、この楽器が地上波で放送されたことに狂喜乱舞し、TLが一気にClaviettaに染まるという珍現象が起きました。

この機会にClaviettaについて色々書いておこうと思っています。
以下、ネタバレも含みますので、アニメをこれから見るという方はご留意願います。

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さて、問題のClavietta登場回は、下記の11話「エデンの谷」です。

こちらを一度見ていただいた方が話が早いかなと思います。


本作品が制作されるにあたって、Claviettaおよび演奏シーンの作画モデルとなり、劇伴もされているのが、著名なアコーディオニストの佐藤芳明氏。(私の淡い記憶では、彼はたしか4台ほどClaviettaを所有していたかと…(^^;))

佐藤氏は、背面のストラップを親指で固定するスタイルなので、作品中の登場人物「山辺真琴」(以下、スナフキン)もそのように楽器を構えています。

 

▼佐藤芳明氏のClavietta演奏動画(なぜこの曲…)

 

▼山辺真琴氏、ことスナフキンの構え

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いまだかつて、鍵盤ハーモニカがこのように正確な作画で書かれたことはあったでしょうか?アニメ「四月は君の嘘」でヒロインが持っている鍵盤ハーモニカはかなり正確でしたが…

 

作品ではスナフキンが「1960年代にイタリアで作られたClaviettaよ」と言っていますが、こちらは私の見解とは違い、私は「1958」推しです。周囲に1958年、あるいは1959年のモデルを所有しているという方が複数名おりますので、50年代であることは間違いないでしょう。

こういうネタの時に私より数百倍はやくリサーチする、坂元氏によると、60年代というのは「国内で普及した年代」等の間違いではないかとのこと。Claviettaについてググると60年との記述もいくつか見受けられます。

ちなみに「イタリアで作られた」とございますが、開発したのはあのAndre Borelさん(Borel accordinaをデザインした人!)で、その後フランスのPaul Beuscherによって広められたという実績がございます。

 

そして、ケンハモマニア達が一気に食いついた問題のシーンはこちら!

 

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スナフキンが一部の生徒を別室に集め、この楽器を解体して中を見せびらかしています!しかもバルブパーツまでわざわざ取り外して瓶に入れるというマメさ!!!スナフキンは視力が凄く悪い設定なのに、サイドの割と小さいネジは外せるのか!(このシーンをみた愛好家からはスナフキンは私ではないかと指摘を受け…そうかもしれない…)

それはさておき、佐藤氏が制作チームの前でちゃんと解体してみせたということですよね。佐藤氏すばらしすぎます。

 

あげ足を取るわけではないのですが、作品で気になる台詞が…

 

スナフキン:「鍵盤以外の(メンテする場所は)どこがあるの?」

 

 

…あそこまで解体しておいてそれはないやろ!!!!!!
むしろ鍵盤を漂白してメンテする人なんて殆どいない…

…と思わず突っ込んでしまったのでした。


最後に。

ハルチカの原作は初野晴氏による小説。エデンの谷が収録された該当の書籍は「千年ジュリエット」だそうです。

まだ私は読めておりませんが、既に読んだ坂元氏によると、「ケンハモオタホイホイ」だそうです。読むのが楽しみ!さらにさらに!ハルチカは実写化が決まっていて、なんと主演は橋本環奈ちゃん!!!!絶対みる!!!環奈ちゃん待っててね!!!

 

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Claviettaをモデルにして東海楽器が制作したと思われる、pianica(PC-1)のレビュー。

国内でこの楽器についてレビューをあげてるのはこのサイトだけです♪