鍵盤ハーモニカ奏者ピアノニマス公式ブログ~日本最大級の鍵盤ハーモニカ情報サイト~

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鍵盤ハーモニカで両手弾きをする際のコツ・ポイント

ここ数年で、鍵盤ハーモニカのメジャーな奏法の一つになりつつある、左手を逆手にして演奏する通称「両手弾き」。近年では多くの奏者・愛好家がこの奏法を取り入れ実践している。筆者も両手弾きをウリにしている奏者の一人であるので、本編では両手で弾く際のコツ・ポイントなどをご紹介したいと思う。

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 ・ポイント1:まずは楽な構え方を模索しよう

立つのか座るのか、膝に置くのかストラップを使うのか、楽器は垂直にするのかナナメにするのか…など、ご自身の一番楽な構え方を研究してみてください。私も毎日模索(迷走)しています…。

 

・ポイント2:左手のアレンジにとことんこだわろう

音域に制限のある楽器だと、アレンジで音楽の完成度が決まってきます。どの程度、左手を活躍させるのかに、右手との業務分掌をとことん追求してみてください!当然左手さんの方が社歴が浅いので、左手さんが業務過多になると会社全体のバランスが崩れます。筆者の場合、全部右手で賄える箇所でも、あえて右と左を交互に使い、運指(の見た目)の面白さなどにもこだわったりしています。

 

・ポイント3:左手の動かし方を研究しよう

両手弾きをしている奏者の動画などをみると一目瞭然ですが、左手の動かし方が驚くほど皆ちがっています。たとえば、松田昌氏のような指の付け根にある関節を思い切り動かし、楽器をパクン!とくわえるような左手の使い方は、私には絶対無理です…。(あれが出来たら凄く楽器が安定する)

左手の動かし方も1に研究!2に研究!と言いたいところですが、大事なのは左手親指のポジション(どの程度楽器を支えるのか、上下に動かす場合はスライドさせるのかグニグニ動かすのか、どの程度深く親指を楽器の下に入れるのかetc)だと考えています。

* 

最後に…これはコツ・ポイントではありませんが、両手弾きが上手な奏者の共通点が、みんな揃って凝り性だということです。自分が良いと思ったものを作るためにひたすらこだわる、言わば職人気質の方がとても多いです。もともと、本来の楽器の使い方とは違う不自然なことやっているのですから、普通に演奏するよりも工夫が必要なのは当然と言えます。既に両手弾きにハマっている方も、これからやってみたいなという方も、私と一緒に良い方法を模索していきましょう〜!

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